太陽の光を浴びる
シンプルな不眠症対策のひとつに「太陽の光を浴びる」という方法があります。
そんな簡単な方法で改善できるのかと疑問に思う人も多いでしょう。
しかし、日常生活を送っているなか、意識して太陽の光を浴びる機会がどれだけあるでしょうか。
とくに深夜まで起きているなど不規則な生活を送っている人は、この点が不眠症の原因になっている可能性もあります。
太陽の光は体のメカニズムに大きな影響を及ぼします。とくに睡眠と深く関わる体内時計への影響力が重要です。
体内時計とは眠くなったり、お腹がすいたりといった健康を維持するために必要なサイクルをコントロールしていものです。
この機能は脳が担っているのですが、太陽光はこの脳に刺激をもたらすことで、体内時計を調節する働きを持っているのです。
毎日就寝と起床の時間が異なる生活を送っている人、長く不眠症に悩まされ続けている人は体内時計が狂ってしまっています。
朝早く起きて窓を開け、太陽光をしばらく浴びてみましょう。
その刺激で狂った体内時計がリセットされます。
また、太陽光には不眠症対策に欠かせないといわれるセロトニンの分泌を高める効果もあります。
朝は慌しく出勤・通勤の準備をしている人も多いでしょう。
少し余裕を持って太陽の光をゆっくりと浴びる機会を持ってみましょう。
心身をリラックスする意味でも効果が得られるはずです。