不眠症と昼寝
不眠症が厄介なのは日中に眠くなってしまうこと。
あるいは、1日中眠気とだるさに晒されてしまうケースも少なくありません。そのため仕事や学業の効率が落ちてしまい、
それがきっかけでうつや神経症の症状を抱えてしまうこともあります。
日中に眠くなった場合には一眠りする、つまり昼寝をする選択肢もあります。
ただ、この方法は一長一短。うまく行けば効果的に不眠症を和らげることができる一方、やり方を間違えるとますます悪化させてしまう恐れがあります。
日中どうしても眠くて我慢できない場合には、午後過ぎに15〜20分程度の「うたたね」を習慣づけてみましょう。
体が本格的な睡眠状態に入るまでには30分程度かかります。本格的な睡眠を昼間にしてしまうと、夜の眠れなくなるなど睡眠サイクルをますます乱してしまう恐れがあるのです。そのため、ごく短時間のうたたねをすることで睡眠サイクルを乱すことなく、日中の眠気を振り払うことができるのです。
その際には事前にカフェインを摂取すると寝覚めが良くなると言います。
作業効率が良くなればストレスも溜まりにくくなりますし、心地よい充実感と疲労感で夜眠りやすくなります。
職場ではどうしても周囲の目が気になるかもしれませんが、
不眠症と日中の眠気に悩まされている人はこうした「ちょっとした昼寝」をうまく活用してみましょう。