不眠症とカフェイン
カフェインといえばコーヒーやお茶に含まれているものですが、覚醒効果がある物質としても有名です。
仕事や勉強の途中で眠気を払うために役立ちますが、その一方で摂取が不眠の原因になってしまうこともあります。
この物質には心身を興奮させる効果があります。
そのため、最低でも就寝の1時間くらい前からは摂取は控えた方がよいとされています。
また、すでに不眠症に悩まされいる人は、カフェインの摂取そのものを防ぐ必要も出てくるでしょう。
不眠が慢性化してしまっている人は、1〜2年程度はカフェインを控えた方がよいとも言われています。
変わりに就寝前にコップ1杯の水を飲みましょう。
一方、この物質が含まれる代表的な飲料のお茶には、鎮静作用が備わっているものもあります。
カフェインが含まれていないお茶は不眠症対策に役立つのです。
ですから、お茶には含まれているからといってすべて断つのではなく、不眠に役立ちそうなものに切り替えて摂取するのもひとつの選択肢です。
ハーブティーの香りがもたらすリラックス効果などもうまく活用してみましょう。
また、カフェインフリーのコーヒーもあるので、どうしてもコーヒーがやめられないという人は利用してみましょう。
しばらくこれを断つと、これまでよりも落ち着いて眠りにつけるようになるはずです。